| 20071010 | グリコの最適解 | moo |
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先日nakiと、伝承ゲーム『グリコ』を改造した『パナップ』で戦いました。
パナップの対戦結果は…まあ、アレですが、詳しいいきさつは前回と前々回の記事に書かれていますので、ヒマな方は御覧下さい。 ご存じの方も多いかとは思いますが、実は『グリコ』や『パナップ』といった種類のゲームは、最善手が割と簡単に計算できちゃいます。「ゲームの理論」ってヤツですね。 今回は、そんな話。 「ゲームの理論」をご存じじゃない方にはお役立ち情報です。 「ゲームの理論」をご存じの方にとっては、なんてことない内容ですが。 コレを読んだら、さっそく今から階段でグリコ! あ、注意すべき点がひとつだけ。 私、今から紹介する「最善手」事前に計算しておきながら、nakiに負けました。 つまり早い話が、全然役に立たねー! ってこと。 |
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【グリコの最適解】
えー、、、 いきなり答えを言ってしまうと、『グリコ』の最適解というのは (グー:パー:チョキ)=( 2:1:2 )の比率です。 グー40%、パー20%、チョキ40%。これがベスト。 この最適解の求め方は、まず、 mooの出す手=(グー:パー:チョキ) nakiの出す手=(グー:パー:チョキ) これを表にします。タテ3 × ヨコ3 の表ですね。
個々のセルに、mooの得点を書き込みます。 ・グー vs グー なら、あいこなんで0点 ・グー vs パー なら、パイナツプルで負けたので-6点 こんな感じでセルを埋めていきましょう。
では、ここからが数学の時間。 私は、最適な(グー:パー:チョキ)の出す回数を求めたいので、 その回数を(グー:パー:チョキ)=( r 回:p 回:s 回 )と置きますね。 これを、先ほど作っておいた得失点の表に加えます。 ・mooは「グーを r 回出す」ので、グーのセルに全部「 r 回」を掛け算 ・パーの場所には「p」 チョキの場所には「s」を
準備が整いました。では、実際に( r :p :s )を計算する前に、 mooが(グー:パー:チョキ)を均等に出す場合を見てみましょう。 「均等に出す作戦」 (グー:パー:チョキ)=( r :p :s )=( 1 :1 :1 ) これを表に代入してみます。
んで、タテの列をそれぞれ足し算してみましょう。 nakiの出す手(グー:パー:チョキ)ごとの、mooの損得が判ります。
このことから、mooが(グー:パー:チョキ)を均等に出す場合は、 ・nakiがグーを出すたびに、+3 ・nakiがパーを出すたびに、0 ・nakiがチョキを出すたびに、-3 という結果がでました。 この結果が何を表しているのか…なんとなく現実っぽい例えで言いますと、 mooが(グー:パー:チョキ)を均等に出す場合は、 ・nakiがグーを主軸にして来るなら→mooが勝ちます。 ・nakiがパーを主軸にして来るなら→引き分けます。 ・nakiがチョキを主軸にして来るなら→nakiが勝ちます。 …って、これじゃマズイやん! 「均等に出す作戦」は、nakiのチョキ攻撃にスゲー弱いわけですよ。 「均等に出す作戦」…つまり、 (グー:パー:チョキ)=( r :p :s )=( 1 :1 :1 ) これは「チョキ攻撃に弱い」って弱点がありますから、最適解ではありませんね。 では、いよいよ、最適な比率を求めましょう。 つまり「相手が何を出してきても、自分は損しない」ように持って行けばよろしい。 表で言うなら、タテの和がマイナスになってしまう場所を無くせばOK。 全部がプラスになるような( r :p :s )の割合があれば最高!なんですが、残念ながらそれは無理みたい。 でも、全てを「0」にする割合なら存在します。 「0」ってことは、必ず負けませんね。最悪の場合でも引き分けです。 全てが「0」になる( r :p :s )の割合ってのは、タテの合計が全部「0」ってことです。
お、連立方程式が出来ました。
これを解きます。
と、いう訳で、 (グー:パー:チョキ)=( 2:1 :2 ) これがゲームの理論でいう最適解。 この比率で(グー:パー:チョキ)を出すなら、nakiがどんな手を打ってもmooは負けません。最悪の場合でも引き分けます。 …ほんまかいな。 次回は『パナップ』の最適解を求めてみますねー。やることは全く同じですが。 |

コメント (1)
ながっ!
でも、よくわかりゃした。
邪念を捨て。人であることを忘れ。
「最適解の比率」をダイスロールに託すと、
・最低でも負けない
・最高でも勝てない
、、、やんな?
投稿者: naki
日時: 2007年10月12日 12:03