電気を消して、蝋燭に火を灯そう!

光と影に彩られた夜のかくれんぼ。メルヘンチックな子供ゲーム異色作!
舞台はロウソクに彩られた神秘的世界……(子供は大人と遊びましょう)

story*SAIENオリジナル

暗く深い森の中、まだ誰も知らない秘密の場所に、妖精たちの住む森がありました。月明かりも届かない真夜中、森の仲良し6人組は、他の妖精たちが寝静まった時間にこっそり集合して、なにやら新しいことを始めるみたいです。それを知ったお父さん妖精は、子供達を見つけるために光の妖精を呼びました。はたして、子供達は見つかることなく集合することができるのでしょうか…

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デザイナー : Walter Kraul
出版社 : KRAUL
光と影のかくれんぼゲーム
『森の影』は、光をゲームに導入した幻想的な作品です。このゲームを始めるには、明かりのない夜でなければいけません。ボードを広げて妖精の森を作ったのなら、全ての明かりを消してロウソクに火を灯しましょう。日常からかけ離れた幻想的な世界が一瞬にして目の前に現れ、子供ならずともその美しさに見とれてしまいます。
ロウソクの炎は、ただ幻想的な世界を演出するために用意された小道具ではありません。なんと「駒」として森の中を動き回ります!ロウソクが移動すると、盤上の影は大きく変化し、全く別の姿を現します。ゲームのルールは「光から隠れること」。森の妖精たちは、光の届かない影の部分を、音も立てずに飛び回りながら、秘密の集合を果たさなければいけません。
「子供の遊ぶゲームに火を使うなんて!!」と日本では受け入れ難いかも知れませんが、『森の影』はドイツで「spiel gut」を受賞しています。ゲームに限らずおもちゃ全般に与えられる「グッドデザイン賞」のようなもので、親が子供に遊具を与える際に推奨できることを表しています。この辺りにも「遊び」に対するお国柄の違いが感じられますね。
このゲームはロウソクの火を使用します。子供が遊ぶ際には、大人が監督者として参加してください。「子供ゲーム」と言うよりもむしろ「家族ゲーム」として推奨いたします。親が子供達のために絵本を読み聞かせてあげるように、ひとつのボードゲームを遊ぶ。『森の影』はそんな楽しい時間を演出することのできる数少ないゲームです。