夜霧に潜む秘密のミッション!!

舞台は夜のベネツィア。仲間を推理し、秘密裏にミッションを遂行せよ!!
ボードやコマが美しい、SDJ1988美術賞受賞のスパイゲーム!!

お祭り騒ぎで賑わう夜のベネツィア。この喧噪に紛れて1人の有名なスパイが潜入しました。いち早く仲間のスパイと合流し、敵対するスパイよりも早く目的を達成しなければいけません。しかし、エージェントたちは変装のプロであり、誰もがその正体を隠しています。情報ではベネツィアに潜入したスパイは他に3人。1人が仲間で、残り2人は敵です。

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デザイナー : Alex Randolph
Leo Colovini
出版社 : WINNING MOVES
読み合い心理ゲーム
隠された秘密を探し出すことを目的とする、いわゆる「推理ゲーム」ですが、その探し出す秘密というのは、なんと「他プレイヤーの正体」なのです。あなたの他に3人がテーブルにつくことになりますが、その内1人は仲間で2人は敵。自分以外は誰なのかを知らずにゲームを進行させるという非常にユニークな設定です。
美しいボード、妙に可愛らしい駒。極めつけは「警告のしるし」の造形!!1988年SDJ美術賞を受賞しているだけのことはあり、美しさは折り紙付きです。運の判定装置でしかない「警告のしるし」をダイスやカードでなく、雰囲気を最優先させ作ってしまうところは、A.Randolph氏らしい造形への思い入れを感じます。
あなたの他にプレイヤーは3人、誰が仲間で誰が敵なのかも判りません。仲間には早く自分の正体を知ってほしいのですが、あからさまな情報の掲示は、敵にも知られてしまいます。しかし、ガードを堅くし過ぎると仲間にも不要な嫌疑をかけられてしまい……駆け引きの緊張感こそ、このゲームのスパイスと言えるでしょう。
推理ゲームなので推理力が必要なのはもちろん、スパイエージェントに扮するのですから「演技力」もそれなりに必要です。敵対しているフリを装いつつも、水面下ではこっそり情報交換。表面上は皆演技で塗り固められながら、隠された部分では着実にゲームが進行して…突如として終わりを告げるでしょう。